ゼロから始める王様の詰まし方講座 第4回「角行を使った詰み」

強力な大駒「角」の特性と、
それを活かした王様の詰まし方を要約します。

角は飛車と並んで
「大駒」(おおごま)と呼ばれ、
盤面を斜めに突き抜ける
圧倒的な機動力を持っています。

1. 角行(かくぎょう)の動きと特徴

角は斜め4方向に、
障害物がない限り
何マスでも動けます。

弱点は「前後左右」

縦横には全く動けません。

特に、
自分の真ん前1マス
(格闘:かくとう)
に攻撃されると非常に弱いため、
「頭の丸い駒」
と呼ばれることもあります。

飛び越え不可

飛車と同様、
味方や敵の駒を
飛び越えて進むことはできません。

味方の駒をどかして
「利きを通す」ことが戦術上重要です。

2. 角を使った詰みのパターン

角の長い斜めの利きは、
王様の退路を断ったり、
遠くから味方を支えたりするのに
非常に有効です。

斜めの退路を断つ

王様が斜め方向に逃げようとする動きを
一撃で仕留めることができます。

遠隔支援

離れた場所から角を効かせることで、
王様の目の前に打った金や銀が
取られないようにサポートできます。

両王手(りょうおうて)

飛車や角などの
「飛び道具」の利きを通すと同時に、
動かした駒でも
王手をかける強力な手法です。

2枚の駒で同時に王手をかけるため、
相手は合駒(あいごま)で防ぐことができず、
王様を動かすしかありません。

3. 角を運用する際の注意点

格闘(かくとう)攻めに注意

自分の真ん前のスペースに
「歩」などを打たれると、
逃げ場がない場合は
あっさり取られてしまいます。

事前に自分の駒を動かして
「逃げ道」を作っておくことが大切です。

両取りのチャンス

角は
「王手飛車取り」や
「金銀の両取り」を
かける際にも非常に重宝します。

相手の駒の配置を
斜めの視点で見渡す習慣をつけましょう。

学習のポイント

斜めのラインを意識する

盤面を斜めに横断する
角のラインを常に意識し、
どこまで利きが届いているか確認しましょう。

「空き王手」の活用

遮っている駒を動かして
角の利きを通す「空き王手」は、
相手をパニックに陥れる強力な戦術です。

角の特性を理解し、
遠くから射抜くような
鋭い攻めを身につけましょう。

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